●雑学講座 part10 +part9 〔解答と解説〕
妻は夫をなぜ 「あなた」 と呼ぶのか?
その昔、南極の昭和基地で暮らす越冬隊員に日本の家族から寄せられた電報で、皆がいちように無口になったという話を聞いたことがあります。
その電文は、わずか3文字で 「ア・ナ・タ」 だけでした。
なんとも簡潔でありながら、「万感胸せまることば」 ではありませんか?
そこには、愛情ばかりでなく、あらゆる想いが凝縮されていたのです。
遠い厳寒の中で暮らす最愛の夫に宛てた心の温もりを感じます。
妻を 「おまえ」 と呼び、夫を 「あなた」 と呼ぶこの呼びかけは、いつごろからはじまったかというと、江戸時代のころからだそうです。
「あなた」 はあちらのほう、つまり、あなた、こなた、のあなたで、もともとは方向をさすことばなのです。 夫といつも離れた位置にいて、表面に出なかった江戸時代の妻たちは、夫のことを 「あなたの人」 ―― あちらの人と表現していたのです。
「あなた」 にはまた、「あるかた」 という尊称が転訛してきたものだという説もあります。
ちなみに、「おまえ」 は最高敬語である 「お前様」 が、次第に簡略化され、のちに男のことばとして生まれ変わったものです。
私はこの 「あなた」 なる高貴な呼び方をされたことは一切ございません!!
うちはなぜか姉でもないのに、もっぱら 「ねぇ!!」 と呼ばれていますYO。
読者のみなさんはいかがですか…?
猛暑に負けないように清涼のために書きましたが、ちょっと寒すぎたかな?
ずっこけさせたとしたらどうもすみません…(笑) (和)
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8月2日にエントリーした 雑学講座 part9 この 「珍しい名前」 読めますか?の 〔解答と解説〕 はこちら↓です。
雑学講座 part9 この 「珍しい名前」 読めますか?の 〔解答と解説〕
解答は、ほとんどが 「なぞなぞ」 のような当て字です。
① 「小鳥遊」 さん 「たかなし」さんと読みます。 大空を支配している 「鷹」 がいないと小鳥がよく遊べるという発想です。
② 「栗花落」 さん 「つゆ」 さんと読みます。 または、「ついり」 さん、「つゆり」 さんとも読みます。 梅雨の入りは、ちょうど栗の花が落ちる頃にあたるので 「栗花落」 と当て字にしたようです。
③ 「月見里」 さん 「やまなし」 さんと読みます。 山がないので、月がよく見える里と当て字にしたものです。 この名前にした方もそのつもりでやっているのですから、スンナリ読めたらせっかくの苦心も水のあわです。
④ 「四月一日」 さん 「わたぬき」さんと読みます。 四月一日になると綿入れの着物を脱いであわせになるから、という奇抜な当て字です。
⑤ 「○」 さん 「まどか」 さんとか 「まる」 さんと読みます。 もちろん 「○」 は、文字ではなく記号です。 昔は、「麻呂」 とか 「丸」 とかを書くのが面倒で、もっぱら 「○」 で済ませていたのが、いつのまにか名前として通用するようになったものです。
⑥ 「ヽ」 さん 「とどむ」さんと読みます。 または、「しるす」 さん、「しるし」 さんとも読みます。 こればかりは、本人に確認しないことにはわかりません。
⑦ 「八月一日」 さん 「ほずみ」 さんと読みます。 これは旧暦の 「八月一日」 に稲穂を積んで神様に捧げるからです。 全国的に 「穂積」 さんが多いですね。
⑧ 「東江」 さん 「あがりえ」 さんと読みます。 太陽は、昔も今も東からあがります。 沖縄県に多い名前です。
⑨ 「西表」 さん 「いりおもて」 さんと読みます。 太陽は、東からあがり西に入ります。 沖縄県の 「西表島」 は有名です。
最後まで丁寧にお読みいただきありがとうございました。 (和)